香港のブランドCM撮影のお話。

 

約3カ月近い期間を要した撮影でした。
衣裳リースとウエディングドレスの作り込みで、
香港のアートディレクターと共にスタイリングチェックをする日々。

 

準備段階でも多くの苦難がありましたが、
衣裳縫製(ウエディング)を請け負ってくれたテーラーの先輩、
フラワーデザイナー、リース先の会社、色々な人のお力を借り、
約1カ月の準備期間を経て撮影へ

 

撮影は、日本人・香港人合わせ都内から全クルー30名前後で北海道へ
撮影は、早朝3時、4時からスタート。

 

撮影2日目、撮影も順調に進んだ終盤、早朝準備中に地震が発生。
街自体に大きな被害はなかったものの、
電気・水等のライフラインが使用できない環境になり、撮影中止→帰京。

 

1ヶ月後、再度北海道へ
街も日常の状態に戻り、撮影も無事に終了

 

400文字では語れない時間は多くあるが、
仕事に対する使命感と姿勢を改めて考える撮影でした。

 

香港の街中に広告として。

CMはアジア圏約5カ国で放映

 

今後も想いのある時間を作品に残していくことは変わらない。